お肉辞典 お肉の部位と特徴
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国産牛

主にホルスタイン種(乳牛)で、安心・安全なお肉です。和牛と比べ、赤身が多くさっぱりした味わいです。国産牛のお肉はクセやしつこさが少ないため食べやすいのが特徴です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
焼肉をはじめ、ローストビーフやカレー、牛丼、すき焼きなどもおすすめです。

肩ロース

ロース肉の始まり部分で、キメが細かく肉質も柔らかい。
赤身と脂肪分のバランスが良いのが特徴。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
片面を焼き、お肉の周り部分に肉汁がうっすら見えだしたら裏返す。焼き色が少し付いたら、もう一度裏返して10秒ほど軽く焼いて完成。うっすら塩を効かせ、レアでわさびをのせて味わうのが格別!または卵につけてすき焼き風に食べるのもおすすめ。

モモ

よく動かす為、脂肪の少ない赤身です。
その為カロリーは低めでヘルシーなお肉です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
弱火でじっくり火を通していくのがポイント。網のふちに近い場所に置いて弱火で1分程じっくり焼くのがおすすめです。なるべく動かさず、お肉もひっくり返すのは一度きりに抑えましょう。

バラ

赤身と脂肪が層になり重なった部位。
キメは粗いが柔らかく、旨みが多いお肉です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
片面を焼き始めて約10秒後にふちが白くなり始めたら、素早くひっくり返し、裏面に焼き色がつけば完成です。

サーロイン

赤身でありながらキメが細かく、風味もあり柔らかい。超高級部位。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
「レア」がオススメ。脂が多いので、赤身が残る程度に表面を一気に焼いたらサッと食べると美味。一気に焼くことで余分な脂が落ちて肉のうま味を閉じ込めることができます。焼きすぎると柔らかさがなくなり、硬くなってしまうので注意が必要。

カルビ

アバラの間の肉で霜降りが入りやすく、味は濃厚。甘みと香りが楽しめます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
こってりした甘口ダレがオススメ。他には塩ダレや醤油ダレで、醤油はわさび、辛子、にんにくと幅広く合うので、お好みの味で楽しめます。「ミディアム」で、しっかり火を通して焼くのがオススメ。

リブ芯

ロースの中で最も最高級な部位。
ツヤ、霜降りの美しさは見た目も優雅で、舌触りの柔らかさには感動します。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
薄切りの場合は、「レア」で、両表面を強火でサッと炙る程度でOK。厚切りの場合は、「ミディアムレア」で、両表面を強火で焼いたら弱火で少しおいてから食べるのが良いでしょう。

ハネシタ

肩ロースの中で最も霜降りが入っている部位。
脂はしっかりと乗り、歯ごたえもあり、コクのある味わいが楽しめます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
脂が多めなので、あっさりめの甘口ダレ、わさび醤油、塩ダレがおすすめ。「レア」で、片側を強火でカリッと焼き、脂が溶け出してきたと感じたらひっくり返して、焼き目を付ける程度でもう片面を焼きます。

ミスジ

一頭から2〜3kgしか取れない希少部位。
赤身と脂身のバランスが良く、柔らかな食感です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
濃厚なタレと合わせるのがおすすめです。塩ダレやわさび醬油などさっぱりした味付けで食べると肉本来の味が楽しめます。「ミディアムレア」ですが、強火で表面を軽く焼いて肉の中の脂をしっかり溶かします。脂が溶けて肉汁が染み出してきたら食べ頃のタイミングです。

イチボ

ステーキにもよく利用されるランプ肉の一部。
赤身の旨みと適度な歯ごたえが楽しめます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
イチボは独特の味がある部位なので、塩コショウでイチボ本来の味をしっかり楽しむのがオススメ。クセが少し気になる場合は濃いめの味付けで、醤油や甘口ダレで食べてください。「レア」がオススメ。表面だけカリッと焼きあげて、中まで火がしっかり通りすぎないようにして食べましょう。

ランプ

モモの中でもサーロインに繋がる赤身肉の為、柔らかさ、赤身の味わい、甘みが堪能できるお肉です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
ランプは多くの調理法に対応します。ランプの味付けは、肉汁の甘みを引き立てる塩ダレかわさび醤油がオススメで、凝縮した濃厚なうま味が美味。焼肉の場合は、「レア」で、表面をカリッと焼いた程度がオススメ。口の中で肉汁があふれ出し、ジューシーな赤身のうま味が広がります

ザブトン

肩ロースにある部位で、柔らかく霜降りなのに食感も感じられ、食べる満足感が楽しめます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
脂が多めなので、あっさりめの甘口ダレ、わさび醤油、さっぱりとした塩ダレをおすすめします。「レア」で、片側を強火でカリッと焼き、脂が溶け出してきたと感じたらひっくり返して、焼き目を付ける程度でもう片面を焼きます。

シャトーブリアン

ヒレ肉の中央部分で非常に柔らかくキメが細かい究極の希少部位。
最高級のステーキ部位です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
シャトーブリンの魅力を最大限に引き出すなら、やはりステーキが一番オススメ。味付けは、アクセント程度に塩コショウを少々、もしくは醤油で。「レア」がオススメ。あまりじっくり焼かずに表面がカリッと焼き上がったらサッと食べるのがおすすめ。

三角バラ

肩バラの一部で霜降りがしっかり入った、バラ肉の中では最高級の牛トロです。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
味付けは、脂に負けないしっかりした甘口ダレか、生醤油やポン酢、塩ダレ、にんにく醤油などの和風がオススメ。「ミディアム」で、中まで程よく火を通して、肉汁と脂のバランスがいいタイミングを見計らって食べるのがオススメ。

中落カルビ

アバラ周辺の部位で、カルビ特有のしっかりとした旨みと脂肪が層になっており、濃い旨みが溢れ出ます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
味付けは、甘口ダレでこってりと楽しむのがオススメ。あまりつけ過ぎると濃くなりすぎるので、控えめに。「ミディアム」で、しっかりとまんべんなく火を通して焼くのがオススメ。焼き色が変わってきて少し焦げ目がついてきたタイミングが食べ頃で、脂が多いので余分な脂は落としてしまいましょう。

カイノミ

バラの一部でヒレ肉の近くにあるお肉。赤身と旨みのバランスがよく、非常に上品な旨みが楽しめます。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
味付けは、濃い目からあっさり目まで何でも合う万能型。肉の風味をじっくり味わいたいなら塩コショウ、わさび醤油、甘口ダレがオススメ。「ミディアムレア」が、肉の柔らかさが生きてオススメ。表面をカリッと強めにきれいに焦げ目がつくまで焼き上げましょう。

ハラミ

ほどよく脂がのって弾力がある肉です。赤身肉に近い食感柔らかく脂肪も豊富で濃い味があります。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
ハラミの味付け、シンプルに塩コショウで肉本来の味を楽しむのがオススメ。「レア」~「ミディアム」ですが、表面はカリッと焼き上げるがオススメで、まんべんなく焼き上げることでハラミのおいしさを存分に楽しめます。

ロース

キメが細かく肉質は柔らかい。霜降りが入りやすく、赤身と脂肪分のバランスが良いのが特徴。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
片面をフライパンや網の上でしゃぶしゃぶして脂を馴染ませてから焼き始めます。特上ロースをレアで焼くなら表10秒、裏8秒くらいが目安です。ただ、赤身が強い上ロースや通常のロースは、片面25~30秒ほど焼くようにしましょう。

ヒウチ

モモの一部でありながら、上質な霜降りが入った柔らかいお肉です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
コクがあるので、濃厚なタレと合わせるのがおすすめです。また、塩ダレやわさび醤油などはさっぱりして、肉本来の味が楽しめるのでおすすめ。「ミディアムレア」がオススメ。強火で表面を軽く焼いて肉の中の脂をしっかり溶かします。

黒毛和牛

日本古来より高い品質が受け継がれている牛肉です。
美味しさ、柔らかさ全てにおいて非常に優れた品質です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
ステーキで食べるなら、ミディアム~ミディアムレアで食べるのがおすすめです。焼く前に常温に戻すのが理想です。焼く直前に塩胡椒で下味をつけ、きつね色に焦げ目が少し付くくらいまで焼きます。ひっくり返すのは1度まで。しっかり焼いたお肉が好みの方は、数回ひっくり返して調整して下さい。

交雑種

和牛と乳牛の交配により、和牛の霜降りを赤身質の乳牛の肉の中に引継いだ、味わいのあるお肉です。

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おすすめの食べ方
ステーキで食べるなら、ミディアム~ミディアムレアで食べるのがおすすめです。塩胡椒を控えめに満遍なく振り、火が入りすぎないよう、片面を強火でしっかり焼きます。ひっくり返したら、火を止めて1分寝かせます。ソースは、和風、洋風お好みで。

マルシン

弾力がありながらキメは細かく柔らかい。
味に癖や脂身のしつこさがなく、上品に味わえる部位。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
味付けは、濃厚な味が好みなら甘口ダレ、さっぱり味わいたいなら塩コショウがオススメ。他には、わさび醤油もGood。焼き方は「レア」がオススメ。火を通し過ぎずに表面をサッと炙る程度にしましょう。

トモサンカク

モモの一部でありながら、上質な霜降りが入った柔らかいお肉です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
甘口ダレで脂を濃厚に味わうか、わさび醤油や塩コショウで赤身肉を味わうか、アクセントをつけて楽しむのがおすすめです。「ミディアムレア」で焼くのがオススメ。じっくり焼きたい場合は、脂を落としすぎないように注意しましょう。

タン

牛の舌です。他の部位と比べると低カロリーで歯ごたえを楽しめる部位です。

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おすすめの食べ方
一般的な焼肉の場合は塩ダレ、上質の場合は塩コショウのみで食べるのもオススメ。味噌ダレも合います。「レア」がオススメ。薄切りの場合は片面30秒ほど火を通したらひっくり返し、裏面はサッと火を通す程度でOKです。1cm以上の厚切りの場合は、均等に火が入るように何度か裏返して、少し休ませてから食べましょう。

カメノコ

肉質が繊細な赤身肉。水分が多い為、赤身なのに肉汁が感じられる。レアに食すのがベスト。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
わさび醤油、塩ダレ、塩コショウなどでさっぱり食べるのがGood。「レア」がオススメ。薄切りの場合は、片面焼きがGood。厚切りの場合は、脂を落としすぎないように中心がレアの状態が美味しいです。

内モモ

モモの中でも最も大きな赤身の塊で、赤身焼肉やローストビーフに最適の部位です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
「ミディアムレア」で、サッと炙る程度に中まで火を通したら、すぐに食べましょう。厚切りの場合は、少し長めに焼くのがおすすめです。醤油ダレや甘口ダレが良いです。肉本来の風味を楽しみたい場合は塩ダレがおすすめです。

千本チマキ

外モモの後ろの部位で筋膜が細かく肉に入っており豊富なゼラチンを含んでおります。

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おすすめの食べ方
ゼラチン質のうま味を楽しむなら塩ダレ、肉の食感を楽しむなら甘口ダレ、他にわさび醬油がオススメ!「ミディアム」で、しっかり中心部まで火を通して食べるのがおすすめです。ゼラチン質が溶けるとジューシーなうま味が楽しめます。ただし、焼き過ぎには注意!

ラムシン

モモの付け根の部位です。柔らかくコクのある味わいです。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
肉汁の甘みを引き立てる塩ダレかわさび醤油がオススメで、凝縮した濃厚なうま味が楽しめます。「レア」で、表面をカリッと焼いた程度がオススメ。口の中で肉汁があふれ出し、ジューシーな赤身のうま味が広がります。

カタ

脂肪分の少ない赤身です。旨味が豊富で濃厚な味です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
濃厚なタレと合わせるのがおすすめです。また、塩ダレやわさび醤油などはさっぱりして、肉本来の味が楽しめてGood。「ミディアムレア」ですが、強火で表面を軽く焼いて肉の中の脂をしっかり溶かします。両面焼き目が付いたら火から取り出し、素早く食べましょう。脂が溶けて肉汁が染み出してきたら食べ頃のタイミングです。

ヒレ

脂肪が少なく赤身が柔らかい高級部位です。
さっぱりとした味わいで、栄養素も豊富です。

※写真はイメージです。
おすすめの食べ方
「レア」で、あまり火を通さないように焼き上げるのがオススメ。火の通りが非常にいい部位なので、表面を軽く焼いたらあとは低温で焼き、中まで火を通さないよう柔らかさを保つのがポイント!焼き過ぎると硬くなってしまうので、適度に裏返して均等に火を通すようにしましょう。